DOOM DADA - にょにょにょのにょ。

T.O.PさんのDOOM DADAについてあれこれ考えてみました。

たぷさんらしい、じわじわくる曲です。

たぷさん何やら深い意味とかありそうだなーって思っていたんですが、やっぱりあったみたいですね。
以前開催されたたぷさんのファンミーティングでいろいろ話したそうです。

ざーっくり書くとこんなイミをこめていたらしいです。

・動物虐殺、自然破壊
・韓国の音楽界批判
・新しい文化が無くて泣いている子供
・ピュアに戻れという象徴の鹿
・元は白馬なのに人間の手によって模様づけられたシマウマ

音楽界批判というのは、最近の音楽は大衆が求めるものに重きをおいているってこと。だからこの曲は大衆性よりも自分のメッセージを伝えるためにつくったとか。

これだとあまりに重くなっちゃうから、大きいマイク使ったりしてコミカルにしたとか。

精神を病んでいるときにつくったとか。

などなど、たいへん興味深いお話をしたみたいで・・・レポしてくださったみなさまありがとうございました！

ででで！！！

DOOM DADAっていうタイトルには一応イミがあるらしいんですが、ファンミーティングでは教えてくれなかったみたいなんですよね。
以前私はただの音の響きでこのタイトルにしたのかなあと思っていたんですが、ちゃんとイミがあるみたいで！
なので勝手にこのタイトルの意味をいろいろ考えてみました。

注意！
ここから先はあくまで推論です。
かならずしも正解というわけではないのでご了承ください。

doomって辞書で引くと（悪い）運命、破壊、死って出てきます。

このdoomって言葉おもしろいですね。
よくいろんな曲で見かけましたが、こんなイミだったとは知りませんでした。
音の響きもいいし、イミ深だし、音楽との相性ばっちり。
勉強になりました、ありがとう、たぷさん。

で！
dadaってなによ、って思っていたんですけど。

たぶんdadaisem（ダダイズム）ではないか、と海外のファンのかたが何人か指摘されていて。

だ・・・ダダイズム・・・？

昔習った気もするような、しないような。

ダダイズムとは・・・

ダダイスム（仏: Dadaïsme）とは、1910年代半ばに起こった芸術思想・芸術運動のことである。ダダイズム、あるいは単にダダとも呼ばれる。第一次世界大戦に対する抵抗やそれによってもたらされた虚無を根底に持っており、既成の秩序や常識に対する、否定、攻撃、破壊といった思想を大きな特徴とする。ダダイスムに属する芸術家たちをダダイストとよぶ。（wikipediaより引用）

だ、そうです。

虚無からくる秩序への否定や破壊、ということでしょうか。

戦争って科学技術は発達するけど、芸術とか思想は制限されて停滞することが多い傾向ですよね。特に思想家や芸術家は、この現実に対してものすごく空虚な気持ちになるものでしょう。なのでその現実（既成のもの）に対して否定や破壊運動がおこる・・・というのも自然な流れのような気がします。

世の中へのアンチテーゼってやつ？
うーーん、なかなかロックな運動ですね。

このダダイズムはダダともいうみたいですし、doomとの相関性もでてきますよね。

つまるところdoom dadaのイミすることは、「破壊（否定）」なのかなあと。

自然破壊、動物虐待、韓国の音楽事情への否定。
隠喩的にそれらの（悪い）運命も表現しているかもしれません。